筑波大が明学大の最速150キロ右腕・佐藤幹投手(4年=駿台甲府)を攻略し、勝ち点を獲得した。

2-0の2回2死満塁。4番の西浦謙太捕手(3年=八尾)が左越えへ、走者一掃の3点適時二塁打を放った。西浦は「プロ注目のいい投手。1打席目に対戦したとき、『直球がエグいな』と感じました。それでも積極的にいこうと思って振り抜きました」と真っすぐな目で振り返った。佐藤を3回6失点でKOし、そのまま勝利につなげた。

15日からの最終節では、勝ち点トップで並ぶ武蔵大と対戦する。川村卓監督(52)は「自力で次のステージに上がっていけるように、皆で頑張っていきます」と力を込めて話した。