オリックスは2年連続投手4冠の山本由伸投手(24)が12日のCSファイナルステージ初戦に先発する。

今季のソフトバンク戦は5試合で3勝2敗、防御率1・93。7月からは3戦全勝で、9月17日の対戦では完封勝利。逆転優勝への大きな1歩になった。

前日の調整を終えた右腕は「しっかり試合の準備はできています。ソフトバンクは短期決戦でもすごく力を発揮するチーム」と語った。ファーストステージで大当たりした柳田悠岐外野手(34)については「さすがでしたね。えぐかった。すごく調子がいいと思う。ああいう1発がチームを勢いづけてしまう」と警戒を強めた。

山本は昨年のファイナルS初戦でロッテを完封。チームを波に乗せ、最短の3試合で決着させた。リーグ優勝チームにはアドバンテージの1勝があるだけに「初戦を取るとかなりリードになると思う。絶対に勝ちたい」と必勝を誓った。

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