ロッテ菅野剛士外野手(29)が21日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、240万円減の来季年俸1900万円(金額は推定)でサインした。

今季は試合中にハムストリングスを痛めたこともあり、打率2割9厘、1本塁打と苦しいシーズンになった。「外野手もライバルが多いですし、新しい吉井監督にもなるので、春のキャンプからスタートから目立って、そこからアピールして、スタメンで出続けられるようにしっかりやっていきます」と気持ちを引き締めた。

ここ2年は代打出場も多い中で、特にパ・リーグは各球団のリリーフ投手の球速がどんどん上がっている。「セットアッパーで(代打に)行くことも多かったので、ボールも本当に強いですし、1球で決まる場面が多かったので。その1球でしっかり結果を出せるように、代打の時はそれはすごく感じました」と振り返った。

「ロッテもそうですけど。他球団にも本当に良い投手が多いので。そこを打っていかないと生きていけない世界なので」

心機一転。勝負の1年になる。【金子真仁】