ロッテ安田尚憲内野手(23)が28日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、1200万円増の来季年俸4200万円(金額はいずれも推定)でサインした。

今季は前半戦は苦しんだものの、後半戦に引っ張る打球が増え、最終的にはキャリアハイの9本塁打を放った。球宴休みの前後でアナリストからのアドバイスがあったという。「どうしてもレフト方向への弱い打球が凡打の確率が高いという話をしていく中で、逆に引っ張った打球を打っていこうという話し合いをして、自分もそのほうがいいなと思ったので、そういう考え方を採り入れて」と振り返った。

吉井新監督からは「最低限、25本は絶対打ってくれよ。25本打てへんかったらすぐファームや」と高い期待を寄せられている。この日の交渉では松本球団本部長からも「来季は主力として、奨吾をサポートできるくらいチームを引っ張っていけよ」との声を掛けられたという。「25本を目標に。あとはサードのポジションでタイトルを取れたらなと」。一気にチームの中核に座る1年にする。