ヤクルト大西広樹投手(25)が2日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1100万円増の2500万円(金額は推定)でサインした。

今季は自己最多43試合登板で58回2/3を投げ、リーグ連覇に貢献した。リリーフ陣では守護神として今季も38セーブを挙げたスコット・マクガフ投手(33)がメジャー復帰を目指して退団するだけに「中継ぎとして序列を上げて勝ちパターンに入っていきたいのはある。スコットがあっち(米国)にいくので、そこに入っていきたいという思いもある」と意気込んだ

自身も150キロを超えるストレートが魅力だが、日本シリーズで対戦したオリックスの救援投手陣に刺激も受けた。160キロ近い直球にヤクルト打撃陣が屈した場面も多かっただけに「パ・リーグがストレートが強いのは知っていたのですが、目の前で力の差を感じたので、もっともっとパワーという面では、まだまだやらないといけないと思った」と自覚。日本一奪還に向けて「とりあえず今年は球速を上げにいこうと思います」と直球を磨く。【鎌田直秀】

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