巨人の新キャプテン、岡本和真内野手(26)が6日、東京・大手町の球団事務所で契約更改に臨み、3000万円ダウンの年俸2億7000万円でサインした。

今季は夏場に不動だった4番から外れた。4番へのこだわりがあるかと聞かれ「そうですね。今年のようなことにはならないようにしたい。しっかりと自分のパフォーマンスを出せるようにやっていきたい」と語った。

球団生え抜きでは王貞治(19年連続)、松井秀喜(7年連続)以来となる5年連続30本塁打と仕事はこなしたが「今シーズンは本当にうまくいった時がないくらい日々、ずっと試行錯誤していた。来年はそれをいい方向に持っていけるようにしていきたい」とやはり納得はしていない。

20、21年に本塁打と打点の2冠王を獲得。そんな中、今季はヤクルト村上が令和初の3冠王となった。「すごい勉強になることがたくさんありました。11月に同じチーム(侍ジャパン)でやりましたし、そういう意味では僕も頑張りたいなと。しっかり追いつけるように」と、刺激をもらった。

来季はキャプテンという責任も背負う。「しっかりと僕の方をみんな見ると思いますし、全員で優勝、日本一を目指して一丸となってやっていきたい」と既に主将の横顔が垣間見えた。(金額は推定)

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