楽天島内宏明外野手（32）が18日、謝罪した。14日の契約更改交渉後の会見で、4年契約の3年目が終わる来オフに、保有しているFA権を行使したい意向を球団に要望したことを明かした。「違うユニホームを着てプレーしたいという気持ちも少なからず出てきた」と発言。日本ハムからFA宣言した近藤は7年総額約50億円でソフトバンクと合意したことに「あの金額には負けちゃいますね。気持ちが持たないと思います」とまで吐露した。異例の要望に、野球界で物議を醸した。
騒動から4日後のこの日、報道陣の取材に対応。「自分の発言が軽率でしたし、自分が全部悪いことなので、監督にもしっかり謝罪しました。本当にファンのみなさんにも申し訳ないなという気持ちが今は強い」と頭を下げた。
近藤の契約を見て、自身の年俸を上げてほしいということではない。石井GM兼監督にも、思いをしっかり伝えた。「本当に迷惑をかけたなと思う気持ちを優勝という形で変えられたらいいなと思っている。お騒がせして申し訳なかったなと思います」。来季も楽天の一員として、勝利へ向かって全力を尽くす。
