巨人ドラフト1位の浅野翔吾外野手(18=高松商)が12日、日本野球機構(NPB)の新人選手研修会に参加した。

「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」とのテーマで、昨季限りで引退した元中日の福留孝介氏(45)の講義を受けた。同期の中から「1つ自分が抜けられるのか、それともみんなで仲良くわいわいやって楽しかったと終わるのか」との言葉が印象に残った。

同期では4歳上で同じ外野手のドラフト2位萩尾匡也(22=慶大)を意識している。浅野は「普段、仲良くさせていただいているのですけど、野球になったら、負けたくない気持ちがある。今の状態では萩尾さんの方が上にいると思う。いろんなことを学びながら、少しずつ近づいて、いつか追い抜いていきたい」と向上心をかき立てられた。

45歳まで現役を続けた福留氏は「1年目のうちから自分の体にお金をかけて投資をしていくことが必要」ともルーキーにアドバイスを送った。それを聞いた浅野は「やっぱりプロ野球選手として長く野球をしたい。無駄なことにお金を使うのではなく、野球のことだったり、体のことだったり、食事のことだったり、大事なことに使っていきたい」と話した。

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