ロッテの新外国人ルイス・ペルドモ投手(29=ブルワーズ)が4日、ZOZOマリンで入団会見を行い、覚え立ての日本語で「コンニチハ、ハジメマシテ、ペルドモデス」とあいさつし、拍手を浴びた。

初来日だが、パドレスの野茂英雄アドバイザー(54)や元パドレス牧田和久氏(38)らから日本の情報を伝えられてきたことで「日本に来たかった気持ちがあった」と笑顔を見せた。「サンディエゴにいる時から、よく日本食を食べていました。すしはなんでも好きで、特にエビ、サーモン、マグロ。和食は全部好きです」。今後は日本の文化も学びたいと言う。

会見前にはライブBPに登板し、小川龍成内野手(24)と山本大斗外野手(20)に対して計21球を投げ、安打性は1本のみ。ストレート、シンカー、スライダー、チェンジアップが持ち球だが「感覚は良かった。打者と対戦出来たことはすごくうれしかった。自分の武器は低めに集めるシンカーで、ゴロをたくさんとっていきたい。チームとして優勝することだけを目標に頑張っていきます」と意気込んだ。

冒頭には侍ジャパン投手コーチとしてチームを離れている吉井理人監督(57)からメッセージも届いた。「ペルドモ選手にはリリーバーの活躍を期待しています。コントロールが良く、ゴロを打たせてとるタイプだと思っています。日本の環境、野球に慣れてもらい、コンディションを整えて開幕からチームの優勝に貢献してくれたら」。追加で「あと、東條(大樹)選手に似ているといううわさですが、東條より少し男前です」のコメントが伝えられると、会見場は笑いに包まれた。【鎌田直秀】