ソフトバンク和田毅投手(42)が、26日の楽天戦(ペイペイドーム)に先発する。
この日は北九州で開催予定だった同戦が雨天中止。チームは5連敗中で、その間は先発が全員5イニングを持たずに降板しているが「流れを変えられる投球を」と、熱く誓った。石川と東浜の「最多勝コンビ」は週末の日本ハム戦に回るなど、先発ローテーションも再編。ベテラン左腕を先頭に、一気に巻き返しを図る。
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和田が負の連鎖を止める。18日の西武戦(東京ドーム)から5試合連続で先発陣が5回持たずに降板中。シーズン序盤から救援陣に負担がかかったが、26日の楽天戦に先発する左腕は頼もしかった。
「流れを変えられる投球を。1つのきっかけで流れは変わってくると思う。そういう投球ができるようにしたい」。
日米通算156勝。プロ21年目のベテランにとっては、幾度も同じ状況を経験してきた。「いやもう、やるしかない。一生懸命投げるだけですし、あれこれ考えてもね」。前回登板の14日楽天戦では今季初黒星を喫した。リベンジに燃えているのは当然で「プロはそういう世界」とキッパリ。新球「縦スラ」を習得するなど、進化を続けるチーム最年長。自主トレの弟子にあたる、楽天早川との投げ合いで連敗ストップを託され「しっかり投げたいです」と繰り返した。
この日はペイペイドームでの全体練習に切り替えた。試合のなかった前日に加え、2日間の休養が取れた形だ。藤本博史監督(59)は「先週は悪かったけど今週はいいかも分からない」と、改めて投手陣の奮起に期待。「『雨降って地固まる』という言葉もある。いい休みになった」。雨天中止も前向きにとらえた。22日ロッテ戦後には、敗戦のショックで今季初めて取材に応じなかったが「負け続けることはないって。1年間は長い。そういうこともあるでしょう」と、リフレッシュしていた。
今季は本拠地で5戦5勝。さらに昨季の和田は、楽天戦で5戦4勝、防御率2・42のお得意様だった。負の連鎖だけではなく好データもある。指揮官は「今週はいい1週間にしたいですね」と、笑顔を戻した。まずは百戦錬磨の42歳、和田の快投で再浮上する。【只松憲】



