ロッテ益田直也投手(33)が、本拠地ZOZOマリンスタジアムで今季13セーブ目を挙げ、史上4人目、パ・リーグでは史上初となる同一球場での100セーブを達成した。

5点リードの9回、7番手の坂本が2死から1点を返され、なお一、二塁の場面で急きょマウンドへ。紅林を4球で中飛に仕留め、救援陣でつないだ「ブルペンデー」を締めくくった。

強風が名物の本拠地での快挙に、「それだけ大事なところで使っていただいた監督やコーチに感謝したいなと思います。僕じゃなくても他の人がやっていても達成できたかもしれないし、そこは使っていただいた監督やコーチに感謝したいなと思います」と謙虚に喜んだ。

同一球場での100セーブ以上は、セ・リーグで達成した中日岩瀬、阪神藤川、ヤクルト高津以来。名球会トリオに肩を並べた益田は「名前で並んだだけで、実力的には並べてもないので。名前だけでも並ぶので、恥じないようにこれから頑張っていきたいなと思います」とうなずいた。

独特な強風と、熱いファンの声援を受けての快挙。「すごくファンの方が声援をくれる球場でもありますし、すごく風があったり特殊な球場だと思うので。そこで大変だと思ったことはないですけど。本当にファンの人にも感謝して、これからもやりたいと思います」とファンに感謝した。

これで通算195セーブで、200セーブの大台まであと「5」。これからも守護神として、首位を走るチームを支えていく。

▼ロッテ益田が通算195セーブ目を挙げ、ZOZOマリンでは区切りの100セーブ目となった。同一球場で100セーブ以上は岩瀬仁紀(中日)がバンテリンドームで193セーブ、高津臣吾(ヤクルト)が神宮で118セーブ、藤川球児(阪神)が甲子園で114セーブを挙げており、益田で4人目。パ・リーグでは初めて。

▽ロッテ田村(8投手を好リード、7回に2点適時打を放つなど攻守で活躍)「そのピッチャーのいい球をどんどんチョイスしていこうと思いました。(打撃の)感じはずっと良かったので、それを実行できた」

▽ロッテ岩下(2番手で1イニングを3者凡退に抑え今季初勝利)「最初からあのイニング(3回に)行くと言われていたので、全力で行くだけでした」

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