右太もも裏肉離れで離脱中の巨人中田翔内野手(34)が、大型画面直撃弾で復帰へ大きく前進した。21日、東京ドームでの中日戦試合前練習に、復帰に向けた最終チェックのため1軍合流。原辰徳監督(64)が見守る前で、フリー打撃では5連発を含む10本の柵越えを放った。打球は、左翼席上部の大型画面直撃弾、バルコニー席着弾、左中間最深部着弾と、特大弾ばかり。打撃練習を終えると原監督ら首脳陣とトレーナーを交え状態を確認した。

練習では、ランニング、キャッチボールを行い、一塁ではノックも受けた。軽快な動きで守備練習をこなし、ベースランニングまで行った。4日ヤクルト戦で負傷した際には、阿部ヘッドに肩をかつがれながら交代するほどだったが、超人的な回復力で1軍復帰が間近に迫ってきた。

【関連記事】巨人ニュース一覧