広島新井貴浩監督(46)が、2軍戦で実戦復帰した野間峻祥外野手(30)の1軍昇格について言及した。野間は5月17日に「右太もも裏の張り」で出場選手登録を抹消され、同31日のウエスタンリーグのソフトバンク戦(タマスタ筑後)に6番指名打者で先発出場。3打数無安打だった。

新井監督は「状態もいいと報告を受けてる」と語った上で、指名打者での起用も可能なセ・パ交流戦中の昇格については「段階を見てだね。彼のプレースタイルを考えたら段階を追わないと。できました! できます! すぐ戻ります、でまたやるのが一番ダメ。こっちも考えてトレーナーの報告聞きながら、ファームのコーチの報告聞きながら考えていきたい」と慎重な構え。「本人の状態を優先して、段階を追って。期限とかリミットは決めてない」と、走攻守の完全復活を待つ考えを示した。