西武中村剛也内野手(39)が、リーグ戦再開となる23日の楽天戦(楽天モバイルパーク)で1軍に復帰する。20日までに松井稼頭央監督(47)が「(中村が)合流します」と話した。

プロ22年目を迎える中村は今季、すでに8本塁打をマーク。戦列を離れる山川に代わり、4番打者として頼れる働きを続けていた。しかし右脇腹の張りのため、5月27日に出場選手登録を抹消に。2軍戦で4試合12打席に立ち、状態を整え、ようやく21日の全体練習から1軍に姿を見せる。

中村とともにドラフト1位の蛭間拓哉外野手(22)と、2軍の直近10試合で打率5割1分2厘(41打数21安打)と絶好調の呉念庭内野手(30)も、リーグ戦再開のタイミングで1軍に昇格する。交流戦最終戦は勝利したものの、ここまでチームは借金13と苦しい。打線をてこ入れし、得点力不足の解決を図る。

【関連記事】西武ニュース一覧