西武2軍がまたまた大爆発した。

初回、日本ハムの先発・メネズに対し猛攻。無死満塁で、志願で2軍戦での調整にやって来たベテラン栗山巧外野手(39)が押し出し四球を選び、まず先制。直後の初球、愛斗外野手(26)が打った瞬間にそれと分かる満塁本塁打を、左翼ネットへ突き刺した。

猛攻は終わらない。再び満塁になり、押し出し四球で1点が入ると、今度は1番山野辺翔内野手(29)が満塁本塁打。3番高木が中飛に倒れるまで、プレーボールから11人連続でアウトを取られなかった。

さらに栗山らが安打でつなぐと、愛斗が1イニング2本目となる2ラン。メネズを打者15人でKOし、初回だけで13点を奪った。

西武2軍は5月16日の2軍ヤクルト戦(カーミニークフィールド)でも、9回裏に10得点しサヨナラ勝ちする、大逆転劇を演じている。6月17日のヤクルト戦(同)では蛭間拓哉外野手(22)の満塁本塁打などで、7回以降だけで16得点した。【金子真仁】

【ファームスコア速報】西武が初回打者16人で13得点の猛攻

【関連記事】西武ニュース一覧