マイナビオールスターゲーム2023(7月19日=バンテリンドーム、同20日=マツダスタジアム)のファン投票結果が28日に発表され、オリックスからは4人が選出された。

捕手部門では森友哉(27)が選出された。全体トップ得票を争うなど、西武からオリックスに移籍しても不動の人気ぶり。6度目の出場で、過去に2度のMVPも獲得しているお祭り男でもある。「うれしいですね。いつもフルスイングしているので今回はきれいなスイングをしたいなと。謙虚にレフト前、狙います」と笑わせた。前日27日のロッテ戦では豪快なスイングでサヨナラ本塁打を放っていた。

前日対戦したばかりのロッテ佐々木朗希投手(21)とバッテリーを組む可能性が高く「受けたいですね。打席はもう見たので、もう立ちたくないなあと(笑い)。あとは捕って、どんな感じなのかなと」と楽しみにしていた。

外野部門の杉本裕太郎外野手(32)は2度目の出場。21年は監督推薦で、ファン投票では初めて。「前回本塁打を打てたので、今回も1本打って、全国の皆さんと『昇天ポーズ』をできるように頑張ります」と意気込みを語った。

頓宮裕真捕手(26)は一塁手として初出場する。リーグただ1人、3割超えの打率3割4分(27日現在)と絶好調。昨年の球宴は家族旅行中にテレビで見ていたといい「すごい選手の集まる場。一生懸命やってきた結果、こうやって選んでいただいたので頑張ります」と夢心地だった。

同じく中継ぎ投手部門で初出場する山崎颯一郎投手(25)は「すごくうれしいです。この機会なので新しい球種を試してみようかな」と笑顔だった。