巨人原辰徳監督(65)が、先発しながらも4回途中に降板した井上温大投手(22)に苦言を呈した。

初回に2失点、4回にも先頭から3連打を浴び、3回1/3 6安打4失点で降板を告げられた。原監督は「ちょっとコントロールが悪すぎますね。1番バッターへの初球、積極的なバッターに簡単にあれだけの打球を打たれるというのは果たしてどうなのか」と首をかしげた。

今季3度目の先発で、いずれも4回以内での交代を余儀なくされ、いまだ白星を勝ち取れていない井上。チャンスをもらいながら、その期待に応えられていない投球が続いている。「ファームのピッチャーたちは彼のことを非常にうらやましがっていると思うんですよね。そこをやっぱり期待に応えるというかね。我々も責任を感じているところはありますね。もう少し成長してもらいたい選手ですね」と、期待をかけているからこそ厳しい言葉を続けた。

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