ヤクルト塩見泰隆外野手(30)が阪神先発村上から、本塁打を放った。

1点を追う4回先頭。フルカウントから真ん中高めの147キロ直球を振り抜き、左中間席へ同点5号ソロを放った。阪神の中堅近本、左翼ノイジーも打球を追うのを止めるほどの会心の当たりに、「追い込まれていたのでコンパクトに振った。良い角度で上がってくれた」と語った。

塩見は今季、下半身のコンディション不良で開幕から約1カ月後の5月4日に1軍に合流。しかし、同26日には同様の理由で再び離脱した。復帰は約2カ月後の先月27日だった。

復帰後8試合は3番に座ったが、6日の中日戦(バンテリンドーム)から定位置の1番を任されると、チームは4連勝。前日10日の広島戦(神宮)では4安打を放ち「1番として上位打線に持って行くのが仕事なので、それができて良かった」と話していた。

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