ソフトバンク打線が初回から打者一巡の猛攻を見せた。

先頭から1番周東、2番三森の俊足コンビが安打で出塁。2死から中村晃が四球を選び、満塁で今宮が先制の中前2点適時打を放った。「絶対に先制点をと集中しました。チャンスを生かすことができて良かったです」。

さらに柳町が左前適時打、20歳の井上にもプロ初タイムリーが生まれた。1回から5安打4得点を集め、5連勝中の西武から先手を取った。

先制打を放った今宮はこれで5試合連続安打。8月は月間打率3割1分、9月も3割3厘と夏場以降は絶好調だ。さらに満塁では9打席で打率5割7分1厘、10打点の「満塁男」。直近では9日楽天戦でも7回無死満塁で田中将から左中間に同点打を放っている。選手会長のバットがなんとも頼もしい。

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