ヤクルト村上宗隆内野手が27号ソロを放ち試合を決めた。

新人から6年目までの通算本塁打数が187本となり、清原和博(西武)を抜いて歴代最多となった。

3回、1-1と同点に追いついた直後の2死。フルカウントから広島先発玉村が投じた132キロスライダーを逆方向の左翼席に運んだ。「自分のポイントで押し込むことができた」と納得の1発だった。

2年前、21歳7カ月で到達した最年少100号も追い抜いた相手は清原だった。「高卒1年目から引退されるまですごい結果を残されている」との印象を持つ清原の記録をまた一つ抜いた。それでも「(存在を)超えたとは思っていない。もっともっと打てるように頑張りたい」と貪欲に言った。

3年連続30本塁打に3本と迫ったが「僕の目標はもっと高かった」と、残り15試合でもさらなる高みを見ていた。

【動画】ヤクルト村上宗隆が勝ち越しの27号 逆方向に流石の一発!