ロッテは4日、岩下大輝投手(27)が「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」と診断され、3日に福島県内の病院で胸椎黄色靱帯骨化切除術を行ったと発表した。約1週間の入院後に、リハビリを開始する予定だ。

吉井理人監督(58)も症状など体調について「春からですね。侍のバックアップメンバーで投げたころから、ちょっとつらそうだったので。あのころは原因がまだ分からなかったんですけれども」と明かした。今年3月に侍ジャパンサポートメンバーとしてWBC強化試合に登板した当初から異変を感じながら、シーズンを戦っていた。完治を含め、復帰時期には「3カ月と言っていたので、(来春の)キャンプには間に合うと思います」と見通しを話した。

岩下は今季27試合に登板し、1勝0敗3ホールド、防御率2・93。ブルペンデーだった5月24日の楽天戦で1度先発したが、主に中継ぎで活躍した。先月26日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で登板後、同28日に1軍登録を抹消された。【鎌田直秀】

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