3位ソフトバンクが2位ロッテに敗れ、初戦を落とした。

残り2試合で2連勝しなければ今季終戦になる。藤本博史監督(59)は「負けは負け。明日負けたら終わりというのはみんなが分かっている。切り替えていくしかない」と必死に前を向いた。

ポストシーズン初登板のカーター・スチュワート投手(23)が誤算だった。2回1/3を2安打4失点で先発の役目を果たせず。初回に荻野、ポランコにソロ本塁打を献上。3回は3四球で制球を乱し、1死満塁とピンチを背負ったところで降板した。

一方の打線は相手先発の佐々木朗に3回完全投球を許すなど、5回まで1安打と沈黙した。藤本監督は「ヒットを1本も打てなかった。いいピッチャーです」と完全にお手上げ。4点を追う6回に柳田悠岐外野手(34)が坂本から2ランを放ち、一時は2点差に迫ったが、直後の6回に3失点とリードを5点に広げられた。

CSファイナルステージ進出に向け、ホークスは後がない状況となった。

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