ソフトバンクが逆王手だ。引き分け以下で終戦だったロッテとのCSファーストステージ第2戦を制し、1勝1敗で第3戦に持ち込んだ。同点の3回、3番柳田悠岐外野手(35)がビリヤードのジャンプショットばりの“秘打”で決勝打。前回CSファーストステージ初戦に負けた19年は逆転突破から日本一まで駆け上がった。再び奇跡を起こしにかかる。

▼柳田が3回に決勝二塁打を放ち、CSは通算31打点。内川(ソ→ヤ)に並ぶプレーオフ、CSの最多打点となった。プレーオフ、CSの通算記録は内川が安打、本塁打、打点、勝利打点の4部門でトップだが、柳田は安打が2位の47本、本塁打が2位タイの9本、打点が1位タイの31打点、勝利打点が3位タイの5度。4部門すべて3傑入りし、内川に迫っている。