ヤクルト高津臣吾監督が28日、秋季練習で取材に応じ、24日のフェニックスリーグのソフトバンク戦(西都)の守備中に交錯して負傷したヤクルト長岡秀樹内野手(22)と沢井廉外野手(23)について、11月3日から松山で行う秋季キャンプに参加しないことを明らかにした。

高津監督は故障の部位や程度については言及しなかったが、「沢井の方が重傷ですね。長岡もキャンプには参加出来ないですけど、来年には問題なくと思っています」と説明した。

同戦の8回にソフトバンク野村勇の左邪飛を負い、左翼手の沢井と三塁手の長岡が衝突。「バチン」という大きな衝突音とともに互いに膝付近を強打し、2人は倒れたまま動くことができずに球場は騒然となった。ともに担架で運ばれて交代となり、救急車2台で搬送されていた。