ソフトバンクは31日、来季の新任コーチを発表した。奈良原浩氏(55)が1軍ヘッドコーチ、3年ぶりチーム復帰となる倉野信次氏(49)が1軍投手チーフコーチ兼投手ヘッドコーディネーター、西武などで活躍した牧田和久氏(38)が3軍投手コーチ、オリックスなどで活躍した川越英隆氏(50)が4軍投手コーチとして入閣する。奈良原コーチ、倉野コーチ、牧田コーチは11月1日に就任会見を行う。川越氏は未定。

奈良原氏は小久保ジャパンの日本代表チームでもヘッドコーチを務めた。小久保監督の信頼も厚く新任監督の参謀役としてチーム入りする。

倉野氏は球団OBで、かつて1軍投手統括コーチなどを務めた。3軍投手コーチだった11年には当時高卒の育成選手で入ってきた千賀を指導。球団のエース、現在は米メッツで活躍する右腕を育てた実績がある。

現役時代にサブマリン右腕として活躍した牧田氏は、17年WBCで小久保ジャパンの一員としてプレー。西武時代の1年目には22セーブで新人王を獲得した。18年からは大リーグのパドレスに移籍し、20年からは楽天に移籍。昨季まで台湾・中信兄弟に所属していた。

川越氏は11年に現役引退後、12年から22年までロッテで1軍や2軍の投手コーチを務めていた。オリックスとロッテで通算54勝。小久保新監督は青学大の2学年上の先輩にあたる。

あわせて田之上慶三郎2軍投手コーチ、高村祐2軍投手コーチが退団することも発表した。

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