オリックス福永奨捕手(24)が8日、大阪市内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸950万円で来季の契約を結んだ。

2年目は3試合出場にとどまり、1年目の昨季(5試合)から出番を減らした。1軍は森友哉、若月健矢(ともに28)の両捕手が君臨。一方、福永はウエスタン・リーグでチーム最多104試合に出場した。将来の主力候補に期待するチームの意図は明確だ。

「ファームでたくさん試合に出られたので来年にしっかりつなげたい。何としても1軍で評価され、チームに貢献したいです。(先輩捕手は)高い壁だけど、超えるためにやっているし、その覚悟はできている。いい捕手が目の前にいるのは逆にプラスだと思います」と前向きだった。

短い1軍同行の間には、捕手出身の中嶋聡監督(54)や先輩捕手にアドバイスをもらった。12日からはオーストラリアのウインターリーグに参加する。(金額は推定)」

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