プレー中のアクシデントで愛媛・松山での秋季キャンプは不参加となったヤクルト長岡秀樹内野手(22)が11日、埼玉・戸田の2軍施設で屋外でのリハビリを開始した。

ウオーキングから始まり、上半身の体幹トレーニングや軽めのキャッチボールなどを行った長岡は「僕も思った以上に(体が)動かせますし、またケガをしないように強くなって戻りたいなと思います」と話した。

アクシデントが起きたのは宮崎で行われていたフェニックスリーグの試合中だった。三塁手として出場した10月24日のソフトバンク戦(西都)の8回の守備で左邪飛を追った際に、左翼手の沢井廉外野手(23)と衝突。2人は倒れたまま動くことができず、ともに担架で運ばれて交代していた。この時に長岡は右足を負傷した。

これまでのリハビリの経過については「帰京してすぐに、やれることをやっていましたね」とリハビリと並行して上半身を中心にトレーニングを再開。屋外でのトレーニングは、この日が「初めて」となったが、室内では「置きティーやったり、キャッチボールとか」とボールを使う練習も再開していたという。

今後は焦らずじっくりと万全の状態に戻したい考え。「(来春の)1軍キャンプを目指していますけど、本当に無理しないように。でも、1軍に行けるように治したいなと思います」と話した。

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