DeNAは16日、勝又温史外野手(23)と支配下選手契約を結ぶことを発表した。背番号は「28」となる。

勝又は日大鶴ケ丘から18年ドラフト4位でDeNAに入団。速球派右腕として、期待されたが、21年10月に戦力外通告を受け、育成選手で再契約し、野手に転向した。

転向1年目の昨季は、イースタン・リーグで打率2割9分3厘、6本塁打と好成績。今季は春季キャンプで1軍入りし、同リーグでは105試合で打率2割7分2厘、6本塁打、30打点だった。

周囲も絶賛する身体能力の高さとともに、非凡な打撃センスを持ち、来季は外野手の1軍争いに加わることが期待される。

球団を通じ「投手から野手になり、右も左も分からないゼロからのスタートでしたが、いろいろな方々に沢山支えていただき、ようやくスタートラインに立つことができました。素直にうれしい気持ちでいっぱいです。支えてくださった全ての方々、どんなに打てない時でも登場曲と一緒に手拍子をして変わらず応援してくださったファンの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。投手で戦力外になった時の悔しさ、そして野手に転向した時の野球の楽しさを忘れずに、これからも野球を全力でプレーし、1軍の舞台での活躍で今度は自分が沢山の人たちの支えになれるように頑張ります。これからもたくさんの応援、よろしくお願いします!」とコメントした。

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