ヤクルトが、DeNAから国内FA権を行使した石田健大投手(30)の獲得調査に乗り出すことが26日、分かった。

今季は23試合に登板し、4勝9敗、防御率3・97。昨季から先発に再転向し、ケガなく先発ローテーションを回った。ゲームメークにたけ、冷静沈着なマウンドさばきも強み。通算239試合に登板し、先発、中継ぎと豊富な経験も誇る。

ヤクルトにとって、左腕の補強は大きなカギとなる。先発陣では今季6勝を挙げたピーターズが退団。ベテラン石川、高橋らが控える中、さらなる強化に向け、オリックスからFA宣言した山崎福の獲得を目指したが、日本ハム入りが決まった。今オフは楽天戦力外の西川、ソフトバンク戦力外の嘉弥真、増田を獲得。2年ぶりのリーグ優勝に向け、戦力を整えていく。

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