ロッテ・福浦和也1軍ヘッド兼打撃コーチ(47)が、習志野(千葉)で監督を務めた石井好博(いしい・よしひろ)さんをしのんだ。石井さんは26日に千葉・成田市内の病院で死去していたことが27日、明らかになった。74歳。関係者によると26日午前に少年野球大会を訪れた際、体調不良を訴え、病院に搬送されたものの間もなく死亡が確認された。

習志野出身の福浦1軍ヘッド兼打撃コーチは、球団を通じて「あまりにも急な事で驚きました。最後にお会いしたのは私の記憶では2019年にZOZOマリンスタジアムに始球式にお越しになった時ではないかなと思います。石井さんがマウンドに上がり、自分が打席に立ちました。その光景は今でも鮮明に覚えています。高校時代はよく怒られました。特にピッチングに関して厳しく指導いただきました。忘れられないのは自分が腰や肩を痛めた時、すごく心配をしていただき知り合いの治療院を紹介してくださり、わざわざ一緒に通院をしてくれたことです。厳しくもあり優しい方でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントした。

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