ソフトバンクから戦力外通告を受けていた高橋純平投手(26)が1日、福岡県内で行われた選手会ゴルフに出席し、「現役引退」を報告した。

「投げることがないというところには、正直、未練も後悔もありますけど、プロ野球って考えたらすっきりしている方ではあります」

15年に県岐阜商から3球団競合の末に、ドラフト1位でホークスに入団。19年には自己最多45試合に登板し、3勝2敗、17ホールド、防御率2・65をマーク。プロ8年目となった今季は1軍登板はなかった。11月15日には12球団合同トライアウト(鎌ケ谷)に参加も、NPB復帰を果たすことはできなかった。

「野球は好きで、投げることは大好きなんですけどプロ野球に戻るために野球がしたいのかっていうと、素直に飛び込むことができなかった」と社会人、独立リーグの選択肢もあったが、ユニホームを脱ぐことを決断した。

今後は、球団職員として再出発を視野に入れている。「やっぱりホークスが好きなので。球団で働けるのが理想なのかなと思っています」と語った。

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