日本ハム野村佑希内野手(23)が“心を整えて”4番を奪回する。3日、札幌市内のホテルで開催された「シーズンシートオーナーズパーティー」に参加し、来季目標として「4番」と記した色紙を掲げた。今季開幕時は4番を務めたが、途中で調子を落とし同期の万波に奪われた。「来年はここのポジションを取り返す。打順を取り返す。そこでしっかり戦って、チームとして優勝したときに4番としていられるように」と強い口調で話した。

今季はチャンスで打てなかった際に「イライラしたりとか、なかなか切り替えられないことが多々あった」と反省。今オフは、メンタル面のアドバイザーをつけ、心を磨く取り組みを始めている。「違う角度からお話ししてくださる方がいて。そこで話したものを整理しながらやっています」。意識改革は順調で「数字がすべての世界なんですけど、そこで一喜一憂しない。過程を大事にしたい。準備をしっかりとした上で、納得した打席を増やしていければ」と思い描いた。

休養時のリフレッシュは、シーズン中に録画しておいたバラエティー番組を見ること。好きな番組は「ロンドンハーツ」「有吉の壁」「テレビ千鳥」「ゴッドタン」など。将来的な出演については「バラエティーは見る方が好き」と消極的だったが「(来季)ちょっとお話しできるような活躍ができれば、いいなあと思います」。まず野球でブレークし“バラエティー進出”につなげる。【永野高輔】