阪神岩崎優投手(32)が4日、出身地である静岡市清水区の「静岡市立辻こども園」を訪れ、玩具の寄贈式、園児との交流会を行った。「今年もこうして子どもたちの前に立つことができてホッとしています。この日をモチベーションの1つとして1年間頑張ってきましたので、うれしく思います」。

21年から続けている同活動。シーズン1登板につき2万円分の玩具を静岡市と本拠地甲子園のある兵庫・西宮市の児童福祉施設などに寄贈している。60試合に登板した今季は総額120万円分の「ソフトドッジボール」を、「辻こども園」を含む両市の各施設に届けた。寄贈品は自身のシルエットマークと、球団のチャンピオンロゴが入ったボールになっている。

今季は自身初タイトルとなるセーブ王も獲得。日本一チームの守護神として9回を守った。子どもらからは「手作り金メダル」をサプライズで送られ、交流会では送ったボールでドッジボール大会も開催。

「野球を知っているという子どもたちもたくさんいたので、それはすごくうれしかった。来年以降もまた引き続き頑張りたいと思います」。園児らとの交流を来季への励みにした。