ソフトバンク嶺井博希捕手(32)が5日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。

DeNAから国内フリーエージェント(FA)権を行使し、昨年オフに結んだ4年3億円の契約通り、2700万円から4800万円増の来季年俸7500万円でサインした。(金額は推定)

移籍1年目の今季は44試合に出場し、打率2割6厘、2本塁打、6打点。スタメン出場は9試合だった。「フルイニングで出たいけど、そういう立場ではないし、そういう役割ではないと思っている。結果も伴ってないですし。でも勝つためにはそういう立場も重要だと思っている」。嶺井は正捕手候補・甲斐のサポート役も重要だと考えている。「ポジションは1つしかない。そこをみんなが頭から最後までっていう考えでずっといてしまったら、ピッチャーにも迷惑がかかってくる。しっかり自分の立場をわきまえながらやっていきたい」と話した。

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