ソフトバンク柳田悠岐外野手(35)が9日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約交渉に臨み、今季年俸6億2000万円から5000万円減の、5億7000万円でサインした。今季は7年契約の4年目で、契約の見直しが行われた。ダウン更改は1000万円減だった16年オフ以来。来季は同契約の5年目になる。(金額は推定)

▼最多安打のタイトルを獲得した柳田が5000万円ダウンで更改。タイトル獲得翌年に年俸が下がった主な例では63年本塁打王、打点王の野村克也(南海)が1340万円→1280万円、69年最高出塁率の張本勲(東映)が1640万円→1560万円、81年盗塁王の福本豊(阪急)が4200万円→4100万円、02年盗塁王の赤星憲広(阪神)が4000万円→3700万円などがある。柳田は16年最高出塁率の翌年に2億7000万円→2億6000万円と1000万円下がっており、プロ入り2度目のダウンがともにタイトル獲得直後となった。

【一覧】プロ野球12球団の契約更改状況