現役ドラフトで日本ハムから移籍したソフトバンク長谷川威展(たけひろ)投手(24)が11日、ペイペイドームで入団会見を行った。背番号は「59」。今季までDeNAでプレーしていたエドウィン・エスコバー投手(31)をほうふつとさせ、「タケコバー」の異名を持つ変則左腕は「スライダーが得意なので、特に左バッターを抑えられるように。1イニングを任される投手になりたい。50試合登板を目指して頑張りたいです」と意気込んだ。

サイドスロー左腕として長年ワンポイント起用が主戦場だった嘉弥真は、来季構想から外れてヤクルトに移籍。嘉弥真と同じタイプの長谷川は「嘉弥真さんの穴を少しでも埋められるように」と引き締めた。

◆長谷川威展(はせがわ・たけひろ)1999年(平11)8月9日、埼玉県出身。花咲徳栄、金沢学院大を経て21年ドラフト6位で日本ハムに入団。花咲徳栄では2年時に野手から投手に転向。3年夏に甲子園制覇も、自身はベンチに入れなかった。同校のおない年には西武西川、中日清水がおり、1学年下には日本ハム野村がいる。来季の推定年俸は770万円。178センチ、85キロ。左投げ左打ち。

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