オリックス頓宮裕真捕手(27)が19日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、5300万円増の年俸8800万円でサインした。

岡山出身らしくデニム地のスーツで登場した。「よく頑張ってくれたと言っていただきました」。優勝旅行帰りで日焼けした顔がほころんだ。

打率トップを快走し、打率3割7厘で初タイトルの首位打者を獲得。9月に左足の疲労骨折で離脱したが逃げ切った。123安打、16本塁打、49打点などすべてキャリアハイを記録した。

捕手登録ながら一塁手として足場を固めた。来季の起用法は未定。「初めてこんなに長く試合に出られた。最後、けがをしてしまいましたけど、来年は開幕スタメンで、レギュラーとして1年間出られるように一生懸命やりたいですし、本塁打にこだわって頑張っていきたいと思います」と上積みを誓った。(金額は推定)

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