巨人が22日、保留者なしで全79選手との契約更改が終了した。

1年4億5000万円の5年契約を終えた丸が減少率2位、減額で1位となった。プロ16年目の今季は打率2割4分4厘、18本塁打、47打点。新たに変動制の2年契約で年俸2億8000万円でサインした。

巨人の89年世代にとっては悩ましいオフとなった。丸と同学年の菅野と小林も大幅減額となった。菅野は20%となる1億円減。小林は19年オフに結んだ4年契約最終年を終え、年俸1億円から減額制限を大幅に越える7000万円減の年俸3000万円でサインした。中田翔はオプトアウトの権利を行使して中日に加入し、高木は現役引退。三上は戦力外通告を受け、来季からイースタン・リーグに新規参入するオイシックス新潟アルビレックスBCに入団した。

他にも畠、高橋、平内、松原、増田陸、湯浅ら負傷や不調が響いて1軍での出番が限られた選手たちが、減額を強いられることになった。(金額は推定)

◆減少率ランキング

1位=小林(70%)

2位=丸(38%)

3位=畠(24%)

4位=高橋(23%)

5位=平内(21%)

6位=菅野(20%)

7位=松原、増田陸(19%)

9位=伊藤、湯浅(13%)

◆減額ランキング

1位=丸(1億7000万円)

2位=菅野(1億円)

3位=小林(7000万円)

4位=畠(800万円)

5位=高橋(700万円)

6位=松原、平内(600万円)

8位=今村(500万円)

9位=増田陸(350万円)

10位=若林、湯浅(200万円)