広島堂林翔太内野手(32)が、オフのキーワードに「活用」を挙げた。今オフもカブス鈴木誠也外野手(29)と自主トレを行う予定で、年明け1月は後輩の末包昇大野手(27)らを伴って沖縄へ。「一緒に練習やらせてもらって感じること、疑問に思ったことはすぐに毎年(誠也に)投げかけられるようにはしていますし、投げかけたことによってすぐに返事もくれるのですごく頼りにもしてます。また他の若い選手もいるわけなんで、僕自身答えられることがあれば答えようと思っていますし、そこは大いに活用してもらったいいかなと。ぼくも誠也のこと活用しますし、チームとしてやっていけたらなと思います」と互いに高め合う期間にする、

選手会長としてチームをまとめる立場にもなり、全体の底上げにも気を配る。年明け早々、ドラフトで入団した新人たちがチームに合流してくる。

「ぼくが1年目のときは正直、右も左も分からず1年目はあっという間にすぎていったような感覚だったので。焦る気持ちは持たなくてもいいですけど、もちろん戦力としてやってもらわないと困るので、1日1日成長するために何か自分にできることを見つけて大事にすごしてほしいなっていうのは思います」と、自身の経験を踏まえて助言。「周りに先輩方がいますし、そこは大いに活用してもらっていいと思いますし。客観的に見てどう思われるかっていうのも大事だと思う。人を活用するのも大事なのかなと思います」と、ここでも活用の重要性を説いた。