ロッテ安田尚憲内野手(24)が、タイトル獲得を目標に掲げた。「胸を張って『主軸です』と言える1年にしたい。タイトルはどんなのでも、取ることで自分の自信にもなるかと思います」。実績を糧に自信に変える。

今季は3年ぶりに規定打席に到達。自己最多の122試合に出場し打率2割3分8厘、9本塁打の成績を残した。チャンスの場面でも平常心を意識して打席に立った結果、4度のサヨナラ打を放つなど勝負強い打撃を見せ、チームのCSファーストステージ突破にも貢献した。「23年はサヨナラのヒーローに4度、なることが出来ましたが、もっともっとチームの勝利に貢献するようなプレーが出来る1年にして、優勝のためにハイレベルな活躍をしたい」と、さらなる高みを目指す。

12月上旬には日本ハム清宮と、アメリカのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で武者修行した。「入団して来年は7年目。後輩も沢山、出来ました。行動でも成績でもチームを引っ張っていけるように頑張ります」。ロッテの“サヨナラ男”が来季もマリンスタジアムを沸かせる。【星夏穂】

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