阪神糸原健斗内野手(31)が10日、大阪・堺市のくら寿司スタジアム堺で大山、小野寺との合同自主トレを公開した。

小雨が降る中、技術練習ではノックや今年初の屋外フリー打撃も行った。練習後は「11月、12月はしっかりトレーニングの方をやった。年末から年明けはしっかり野球の方に移行しています。トレーニングを生かせるように1月はしっかり技術面を磨いていこうかなと」と充実感を漂わせた。

昨季は21年の125試合、22年の132試合から大きく出場機会を減らし、代打を中心に69試合出場で打率2割3分6厘。ムードメーカーとしてはナインを1つにまとめたが、今季は再び出番増を狙う立場だ。体のバランスを整えるトレーニングも継続。「まずはしっかりチームに貢献すること。1年間を通して誰かしらケガをしたり、調子が悪い時もあると思うので、そういうチャンスに向けて準備していけたら」と目をギラつかせた。