阪神岩崎優投手(32)が14日、静岡市・草薙球場で中学生向けの自主トレ1日体験会を行った。ボーイズリーグやシニアリーグの県選抜に選ばれた選手を中心に、高校でも硬式野球部に入部予定の中学3年生27名が参加。

現在、同球場でともに自主トレを行っている島本、桐敷、及川、川原、栄枝とともにキャッチボールやノックなど、質問も積極的に受け付けながら交流した。「今日だけで教えられることはやっぱり限られてくる。この先どうすればいいかは伝えたつもりですので。『継続してほしい』ということを伝えたんですけど、何かこう高校の中で続けられることを自分で見つけてやっていって欲しいと思います」と振り返った。

体験会終了後には、球場のホームベース後方の芝生で、球児からの質問会も開催。日本一投手陣らによる“青空教室”で疑問に答えた。岩崎は「今日、指導した子たちの中から、1人でも多くプロ野球の世界に入ってきてくれたらうれしい」とプロでの再会にも期待。

参加した、投手で最速135キロの高橋将大くん(静岡蒲原リトルシニア)は「やっぱり意識が、もう自分たちとは全然違う。普段のキャッチボールから意識してることが全然違って、やっぱりすごいなと思いました」と刺激を受けた一日となった。

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