中日山本泰寛内野手(30)が16日、ナゴヤ球場での自主トレをスタートさせた。昨年オフに阪神を戦力外になり、中日に移籍。新居への引っ越しも終わり、新天地で始動初日を過ごした。

「堂上さん(1軍内野守備走塁コーチ)も含めて、試合中には会ったことある。初めて話して、本当に話しやすい人が多いなっていう印象です」。この日は巨人に同期入団した同学年の宇佐見に案内役を頼み自主練習をスタート。打撃練習の合間に、スタッフ、選手たちへのあいさつも並行させた。

1月4日から熊本で元チームメートの巨人重信と2人で自主トレをスタート。先週末まで無休で体をいじめぬいた。「1年間、けがのないように、体力面の強化を中心にやった。いい感じには動けている。もちろん開幕からレギュラーを目指してやります。そんな中で、チームとして便利な選手になれればと思う」。固定されていない二遊間競争への挑戦とともに、内野オーソリティーとしてのアピールを誓った。

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