むっちりボディーで今季もブルペン支える。広島大道温貴投手(25)が2日、初日から2日続けてブルペン入り。真っすぐをはじめ持ち球すべてを投げ、計27球。上々の滑り出しとなった。

はち切れそうなユニホームが昨季からの成長を示していた。昨季は開幕2軍も、4月21日の昇格から勝ちパターンにつなぐ役割を任され、ピンチの状況で起用されるほどの信頼を得た。自己最多の48試合に登板して3勝1敗、10ホールド、防御率2・72。フル回転したシーズンの中でも、右腕はウエートトレーニングを継続してきた。「これまでは疲労感が残ると思ってやっていなかったんです、でも昨年から投げた日も、体が疲れたときもウエートをしていたら体がいい感じだった」。オフも強化してきたことで、体重は92キロまで増量。大瀬良との自主トレで技術面の理解も高まり「パワーが伝わっている感覚がある」と成果を感じている。

順調な滑り出しも、問題はある。「ユニホームが小さくなっているんですけど、新しいユニホームが届くのキャンプ後なんですよね…」。体が大きくなったことで昨季までのユニホームが小さくなった。はち切れそうなユニホーム姿が、成長の証しだ。