守備の名手からコツを学ぶ。ロッテ藤岡裕大内野手(30)は今季から本職の遊撃手から二塁手にコンバート。人生初のポジションに「ショートと動きが逆の分、思っていたよりボールの入り方に対してが難しい。ショートの感覚が抜けないので今ちょっと苦戦してます」と話した。

その中で守備の名手からアドバイスをもらった。前日4日、侍ジャパン井端監督が視察に訪れた。遊撃手でゴールデングラブ賞を7度受賞。二塁手へのコンバート経験もある。そんな井端監督に「セカンド難しいんですけど、どういう感じでやられていたんですか」と質問をぶつけた。「ショートだと右足で間を作って捕りにいくが、セカンドだと逆になる。左足をちょっと意識した方がいい」とアドバイスを受けた。

「思っていたこととは違うことが返ってきた。そういう引き出しもあるんだと思った」と新たな発見を得た。まだ不慣れなポジションだが「数こなして慣れていくしかない」と熾烈(しれつ)な内野争いに勝っていく。

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