阪神2軍の沖縄・具志川キャンプで10日、高橋遥人投手(28)が初めて座った捕手を相手に投球した。

たび重なる手術から復活を目指す左腕はこのオフにぐんぐんペースアップ。すでに1月の時点で143キロを計測し、キャンプでも快調に自慢の直球を投げ込んでいた。この日はスライダー、カットボール、ツーシームと変化球もしっかりと制球した。

藤川球児球団本部付スペシャルアシスタント(43)も見守った。

22年4月に左肘の腱(けん)を移植するトミー・ジョン手術。復帰を目指した昨年6月には「左尺骨短縮術」と「左肩関節鏡視下クリーニング術」を受けた。

今季は育成契約としての再出発だったが、早い段階での試合復帰、そして支配下登録復帰が見えて始めている。

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