先発転向を視野に入れていた阪神及川が猛アピールした。6回に4番手で登板し、3回1安打無失点、2奪三振。最速は148キロを計測し、カーブやツーシームを織り交ぜ、得点を与えなかった。今季実戦最長の3回を投げ、「あまり疲労感なく投げられた」と手応え十分だ。

ここまで紅白戦を含めた3試合で、計7回2安打無失点。昨季中継ぎで32試合に登板し、7ホールドを挙げた5年目左腕は、今季先発の一角をうかがう。岡田監督は3イニングの起用について、先発の準備かと問われると「まあ、そういうことやろうな」と説明。「今日も良かったし。3回投げたら次は5回やろ」とイニングを伸ばしていく方針だ。

及川は「3イニングまではなんとかなります。5(回)とかなると、全く違うものになるので、それはちょっとまだ自分の中ではわからない」と実戦で感覚をつかんでいく。

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