阪神の春季キャンプの投手MVPに大卒3年目右腕の岡留英貴投手(24)が選ばれた。実戦4試合に登板し、5回を投げて2安打無失点と結果を残した。

約1カ月のキャンプを振り返り、「しっかりとやりたいことができて、それに取り組んでいく中で実戦もある程度、結果も出せたと思うので、そこはすごくよかったんじゃないかと思っています」と充実した表情を見せた。点数は「90点以上はある。疲れた中でもしっかりと自分のやりたいことを継続してできて、結果も伴ってきた」と手応えをつかんだ2月だった。

キャンプMVPに選ばれたことには「うれしいですけど、これからなので。正直、そこはいったん自分の中でリセットして、また入っていくという感じですかね」と冷静。「去年よりは真っすぐで強さもしっかりと出せていると思いますし、投球でも感覚が良くて、去年よりもいい強い真っすぐもいって、力感とかもすごく力まずしっかりと体のバランスで、それで強いボールがいけている」と分析した。

今後はオープン戦も続くが「任せられたイニングをしっかりと抑えて、1試合1試合、しっかりと結果を追い求めてやっていくということだけ」と再び結果を求めていくつもりだ。

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