楽天岸孝之投手(39)が、今季初登板で3回完全投球の快投を演じた。初回に宇草、田中、秋山を3者凡退に仕留めると、2回は4番シャイナーを宝刀カーブで空振り三振に切るなど、再び3人で相手の攻撃を終わらせた。3回は田村、堂林、二俣の下位打線をわずか8球で料理。34球の省エネ投球でマウンドを降りると、軽やかな足取りでベンチに引き揚げた。

昨季はチームトップの9勝を挙げた。昨年10月7日ソフトバンク戦(楽天モバイル)以来、148日ぶりの実戦マウンドに「狙ったところにいった球は2割あったかどうかっていうところ」と辛口評価。それでも「バッターとの対戦っていうところで無事に終えられたので良かったかなと思います」と振り返った。

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