開幕投手を務めることが7日に発表されたDeNA東克樹投手(28)が、課題を洗い出した。3三振を奪いながらも4回6安打3失点。「課題となった球があったので、開幕までに調整できたら」と本塁打を浴びたツーシームとカットボールを挙げた。

1回は打たせて取る投球で3者凡退に仕留めるも、2回先頭の初球を捉えられた。日本ハム野村に135キロの真ん中に入ったツーシームを左翼席に運ばれ、先制ソロを浴びた。続く3回にも1死一、二塁から野村に左前へ適時打を打たれた。さらに4回2死にはまたも初球の真ん中に入ったカットボールを今川に捉えられ、左翼席へのソロを被弾した。

一方でオープン戦の実戦機会を生かした。最後の打者となった4回2死、細川に対して捕手・松尾のサインに何度も首を振った。左打者の体をえぐるように入ってくるフロントドアのスライダーを繰り返し試し投げ。「良くもなく悪くもない。まだまだ練習する必要がある球種かなと。今後使えるかを試すいい機会だったので投げました」と振り返った。

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